製缶加工の手順をご紹介!
愛知県岡崎市に拠点を構える「ティーエイチグローバル (THG 株式会社)」では、製造現場の設備、製缶、搬送装置、産業用ロボット、その他周辺設備の新作・改造などの工事を承っております。
今回は、製缶加工の手順についてご紹介いたします。
1.図面作成
まずは図面を用意します。図面を用意することにより、設計者と加工者、使用者の意思疎通がスムーズに行われ、ミスのない作業が可能になります。
図面作成は、コストを抑えつつ、製品の品質は向上できるよう、工夫をする必要があります。
2.切断・溶断
図面を元に、決められたサイズや配置で金属板などの材料の切断を行います。金属板の切断は、溶断とはガスの燃焼やアークなどの熱を使って切断したい部分の金属を溶かしながら除去する方法です。
3.各種加工
折り曲げや型曲げ、送り曲げ、ロール曲げなどにより曲げ加工を行ったり、キリ穴やタップ穴などの穴加工などを行います。
4.溶接
溶接とは、複数の金属を熱で溶かして融合させ、冷やして固める加工です。製缶の溶接ではアルゴン溶接やアーク溶接を用いるのが一般的です。
5.組み立て
図面に従い加工した部品の組み立てを行います。ハンドツールを使用したり、機械工具を使用して組み立てていきます。
6.検査・納品
最後に、製品に問題がないか検査を行ないます。